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ケーブルクラウドファンディング(ケーブルCF)による映画「もみの家」宣伝広告事業費のファンディングについて

2019.12.20

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合同会社コトリ
となみ衛星通信テレビ株式会社
日本デジタル配信株式会社

 合同会社コトリ(代表 坂本麻衣、富山県富山市、以下コトリ)は、となみ衛星通信テレビ株式会社(代表取締役社長 河合 常晴、富山県南砺市、以下TST)と連携し、日本デジタル配信株式会社(代表取締役社長 河村 浩、東京都渋谷区、以下JDS)が運用する「ケーブルクラウドファンディング(ケーブルCF)」において、2020年2月末よりロードショーが予定されている映画「もみの家」の宣伝広告事業(以下、本事業)」の一部資金を2019年12月20日より広く全国から支援募集を開始しました。

 今回の資金調達目標額は600万円とし、ケーブルCFの特徴であるケーブルテレビ業界のネットワークを通じて本事業の趣旨や意義を広め、効果的に事業費を集めることを目指しております。

 本事業は、富山県出身の新進気鋭の映画監督である坂本欣弘氏が富山県を舞台に1年を通して撮影した最新作である映画「もみの家」のPRを積極的に行い多くの動員を集めることで富山県そしてとなみ野の地域全体を盛り上げて行くことを目的に、クラウドファンディングにより広告宣伝費の支援を募集するものです。
 コトリおよびTSTは「もみの家」製作委員会のメンバーでもあり、富山県を舞台にした作品を通じて地域の紹介ができるとともに教育面、文化面においても効果が表れると考えております。本作品は、文部科学省の少年向き、青年向き、成人向き、および家庭向き一般観劇映画として選定を受けております。クラウドファンディングを通じて多くのご関心、ご支援を得ることで、多くの動員を目指します。

 

<「ケーブルCF」ウェブサイト>https://www.cablecf.com>

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「ケーブルCF」について

 「ケーブルCF」とは、全国のケーブル事業者が自治体と共同で各地域の団体や企業をサポートし、地域に密着して、プロジェクトの運営資金をクラウドファンディングで調達できるようにする取り組みです。
 ケーブルCFではケーブルクラウドファンディングコンソーシアムによる審査において承認された案件を取り扱っています。

 クラウドファンディングとは、「Crowd=群衆、Funding=資金調達」という言葉を掛け合わせた造語で、組織や個人が製品・サービス・アイデアの実現といった「ある目的」 のために、インターネット上で不特定多数の人々から資金を募ることをいいます。

 

事業概要

【事業名】映画「もみの家」の宣伝広告事業

【事業内容】
 本事業は、年代、性別、地域を問わず、より多くの方に本作品を見て頂くための宣伝広告活動です。この映画を通じ富山県そしてとなみ野の地域全体を盛り上げていくことを目的としています。
 具体的には案件局となったケーブル事業者に加え、県内外ケーブル事業者の協力の下、各事業者においてコミュニティーチャンネルでの告知、ポスター、DMやWEBページ等を通じてPRを行います。先行上映予定の富山県下での告知から全国ロードショーに向けての告知、宣伝を順次行うことに充てる予定です。

 

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「コトリ」について

 「合同会社コトリ」は、2018年に前身である「コトリ社」を合同会社とし新たにスタートした会社で、フォトスタジオや映画出資業務を行う会社です。富山県出身の坂本欣弘映画監督の奥様が代表を務め、ご主人の作品作りを支える会社であり、「もみの家」製作委員会のメンバーでもあります。

映画「もみの家」について

 富山県の散居村にある民間の自立支援施設を舞台に、都会からやってきた不登校で引きこもりの少女の成長を四季を通して描く。県内に実在する民間の自立支援施設に取材協力を仰ぎながら、農作業や地域との交流を通して「食が人を育てる」「人が人を育てる」「地域が人を育てる」をテーマに、人と人との関係が希薄になった現代社会において、人間関係のあり方を今一度考えるきっかけを与えるオリジナルストーリーになっております。
 富山県内の中でも古き良き田園風景が広がる自然を、四季を通して映し出すことにより、映像作品として深みを持たせると共にその土地で新鮮な野菜を育て、そして食べる事によって食の大切さを伝えたいと考えています。また、劇中では獅子舞の祭りが登場するが、祭りを通して伝統芸能の素晴らしさや、その祭りに参加することによって生まれる地域との交流を描き、人の温かさを伝えたいと考えています。現代社会における不登校の原因は心の問題の他に家族や生活環境とも関係しており、本作ではそこを描いています。
 そして本作では撮影当時、主人公の設定年齢と同じ16歳の女優をメインに据えると共に、彼女を見守る大人の存在にはベテラン俳優陣を起用することで、よりリアルな共感を得る作品に仕上がりました。中高生から祖父祖母世代まで全世代を通して感情移入でき、改めて生きることの素晴らしさ、人の温かさを感じられる作品にするのが狙いです。本活動において、引きこもりの児童やその家族を含め、中学生高校生そして悩みを抱えている全ての人に一歩踏み出すきっかけを与える作品にしたいと考えています。

 坂本監督の前作の「真白の恋」は、地元富山を舞台にした作品で、第32回高崎映画祭で3冠受賞の評価も得ております。

2020年3月20日(金・祝)より新宿武蔵野館他全国順次ロードショー
2020年2月28日(金)より富山県で先行ロードショー
<TOHOシネマズファボーレ富山、TOHOシネマズ高岡、JMAXシアターとやま>

 

【「もみの家」公式ホームページ】http://mominoie.jp

 

「TST」について

 TSTは、平成元年(1989年)1月11日に、現在の砺波市、南砺市をエリアとして、富山県で最初のケーブルテレビ会社として設立されました。
 広大かつ、伝統的な地域コミュニティーが色濃く残っているエリアのため、地域の伝統行事や、住民の皆様の思い入れの強い祭礼やイベントは数多く、成人式、卒業式、入学式、運動会なども含めると取材の数は相当数に上りますが、その向こう側にはコミュニティー番組をご覧いただいている皆様の笑顔があると思い、努力を続けています。
 さらには、デジタル化を機にデータ放送化に取り組み、災害時の安心安全情報の発信に関するサービスの提供も行っています。

 設立当初、「情報過疎地からの脱却」を標榜し、事業を継続してきたTSTですが、これからも、ICTを通して、市民や企業に広くより多くの情報を提供するとともに、地域の安心・安全に貢献し、明るく豊かな社会づくりに貢献したいと考えています。
 また、放送や通信など次々と新しく生まれてくるICTツールを駆使したサービスを提供し、エリアのご家庭のみならず、企業・商店や各種団体との交流や連携を深め、地域全体の活性化に貢献するよう努めて行きます。

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