日本デジタル配信株式会社 × 株式会社クリップス　
ケーブルテレビでのライブコマース番組放送の実証実験を実施

　日本デジタル配信株式会社（東京都渋谷区、代表取締役：高秀憲明、以下JDS）は、ライブコマースプラットフォーム事業を手掛ける株式会社クリップス（東京都渋谷区、代表取締役：チョウイッショウ、以下クリップス）と共同して、ケーブルテレビのコミュニティチャンネルを利用したライブコマース番組の放送を実験的に行います。

＜本件の目的＞
　クリップスは、自社アプリ『Sharing Live』にてWEB上でライブコマース番組を提供しているプラットフォーム事業者です。WEBとは提供媒体の異なるケーブルテレビ向けのコミュニティチャンネルで放送することで、ライブコマースの普及とライブコマース番組の視聴者拡大を狙います。
　JDSは、ケーブルテレビ事業者向けに、CSデジタル放送のプラットフォーム事業者として配信を行ってきました。ケーブルテレビ事業者のサービスに新たな価値を生み出すこと、並びに、ケーブルテレビ事業者が抱える様々な課題解決に資するサービスを提供しケーブルテレビ業界の継続的な発展を支援する目的で、新たなサービスの検討を行っています。
　プラットフォーム事業者である2社が共同で新たなサービスを創造することで、放送と通信の連携による視聴者層の拡大と両社の企業価値の向上に期待できます。

＜本実験の概要＞
　本実験では、ケーブルテレビ事業者の協力のもと、テレビ放送時の購買率や売上規模の調査を目的に、ケーブルテレビ配信世帯に向けたライブコマース番組の放送を実施します。取り扱う商品については、日本全国には流通していないが知る人ぞ知る推しの食料品や工芸品、地域の魅力溢れた景観や文化を体験できる宿泊施設などを予定しています。今後、ケーブルテレビ事業者の地元企業、生産者や宿泊施設等と、ライブコマースとをつなぐことによる地域活性化を目指します。

＜ビジネススキームの将来像＞

 

 

 

＜番組放送日＞
2023年3月中下旬予定

＜ライブコマースとは＞
　ライブ配信の中で商品を紹介し、オンライン購入や店舗への誘導を促す販売手法。配信に寄せられたコメントを見ながら進行するため、リアルタイムかつ双方向のコミュニケーションができることが特徴。

■ライブコマースの魅力①：生配信ならではの臨場感とユーザーとのコミュニケーション
　ライブコマースの大きな特徴の一つが、生配信を生かした、配信者とコメントで会話をしながら進行する、ユーザーが参加できる番組であることです。
■ライブコマースの魅力②：インターネット通販のデメリットを解消
　インターネット通販では、商品を実際に手に取れない不安感があります。その点、ライブコマースでは配信者が手に取った感想を伝え、使用している様子を動画で見ることができ、静止画やテキストよりも商品へのイメージが湧きやすくなります。
■ライブコマースの魅力③：新しい顧客層を開拓できる
　ライブコマースは、自社のサイトやSNSアカウントで社員が行う方法もありますが、影響力のあるインフルエンサーとコラボレーションすることで、これまでと違った顧客層を開拓できます。自社商品との親和性が高く、フォロワーを多く抱えるインフルエンサーのSNSアカウントでライブ配信すれば、一度の配信で多くの顧客にアプローチすることが可能です。

 

＜株式会社クリップス＞　https://sharing-live.jp/
　ライブコマースの企画から制作までトータルサポート。イベント企画、商品プロデュースやマーケティングも支援。5年間越境ライブコマースで豊富な実績があり、日本市場に合わせた制作プランを事業者に提供し、日本国内（日本人ターゲット）でも一晩で7,300万円の販売実績を持つ。